レンタル墓の意義2 みんなが手を合わせたい

埼玉県東松山市の大谷浄苑です。埼玉・東京の方に向けてゆとり墓(大きなお墓)・レンタル墓・永代供養墓・遺骨お預かりなど、お墓・葬祭・法事・結婚式などに関して、浄土真宗のお寺の立場からさまざまなサービスをご提供中です。

お墓は一家に一つ。普通の考え方なのですが、分骨という事ができるのは、現代ではあまり知られていません。

分骨とはその名の通りお骨を分けて、二つ以上のお墓に埋葬する事です。

昨今では出身地から遠く離れて就学・もしくは就労や家庭を持つことが、
ごく普通になりましたが、それに伴い、お墓がどんどん身近なもので
なくなってきた経緯があります。

昔は自宅の庭か割と近くにお墓があるのが普通で、お墓参りや掃除がごく
身近でした。

亡くなった御先祖さまと接する機会が多く、おのずとそのつながりやそこから見た自分の存在を意識したものでした。

そんな世界から離れて都市部でがむしゃらに頑張って、ふと気づいたら、
自分も連綿と続く家の歴史の、担い手の一人であることを意識する時が来ます。

お墓に手を合わせることの意味を実感する年代を迎えたのです。

しかし、郷里のお墓は飛行機で墓参をする距離です。

「自分たちのお墓の事もあるのだけど、郷里の先祖代々のお墓を引き継ぎたい。けど兄弟や親戚の意見もあるし、いまこちらに移すのは難しい・・・。」

普通なら「まあいいや、面倒だし」となるところです。
そんな時にレンタル墓の出番です。

郷里のお墓から許可を得て分骨を頂き、身近なところにお墓を作りませんか?

人生稔りの時期に、先祖とつながった自分を身近に意識できることは、
何にも替えがたい大きな安心であり、その安心は、この先の人生を前向きなものにしてくれると思うのです。

さらに、その安心をあとに続く世代に引き継ぐことができます。

こんな世知辛いご時世ですから、立ち止まり、私達が失くしてしまったものに思いをはせてみませんか?

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